桐たんす職人、万博へ行く。
岸和田の工房を抜け出して
今話題のEXPO2025
大阪関西万博にて桐箱と桐花台の製作体験
を開催してきました。
会場はEXPOメッセで行われている
LOCAL JAPAN展
全国各地の自治体がそれぞれの地域の魅力や特産品を紹介していて
とても賑やかな雰囲気でした。
初めての万博参加ということもあり、どうなるのかの少し不安もありましたが、
私たちのブースにもたくさんの方が立ち寄ってくださいました。
桐の軽さや柔らかな手ざわりを楽しみながら製作体験をして頂きました。
印象的だったのが、
小さなお子様からご年配の方までいざ体験をはじめると
真剣な表情で体験されていたり、出来たー!うれしいー!
などと完成した桐箱を大事そうに
持って帰ってくださる方がいたこと...
桐という素材の魅力や、
ものづくりの面白さが少しでも伝わっていればうれしい限りです。
また、会場内では岸和田市のだんじり彫刻師の木下さんや
全国各地の職人さんやそれぞれの分野の関係者の方々が来ておられ、
さらに大阪ウイークと言うことで
大阪の伝統的工芸品、
岸和田ブランドの紹介ブースもあり、
そこにも当社の桐たんすを展示してさせて頂いておりました。
大阪のものづくり企業さんの展示も勉強になるものが多かったです。
普段は工房でひとり黙々と作業に向き合う
ことが多いため多くの方と直接触れ合う機会は、
刺激と学びに満ちたものとなりました。
とはいえ、10時から20時まで80名以上の体験をこなすと、
正直なところかなりの疲労感も...。
体には堪えましたが、
それ以上に得られるものも多く、
貴重な体験になりました。
最後に、この様な機会を頂きましたこと、
ご尽力いただいた自治体の方々
関係機関の皆様には心より感謝申し上げます。
そして当日、製作体験に参加してくださったすべての皆様、
本当にありがとうございました。