大阪府のＮ様からご注文いただきました。総桐天丸型衣裳箪笥を滋賀県にお届けさせていただきました。

総桐天丸型衣裳箪笥は大阪泉州桐箪笥の最も基本的なデザインの衣装箪笥になります。

お二階の和室のお部屋に置かせていただきました。

扉の中のお盆がご覧いただけます。

引出しの桐の柾目の良さや、隙間の無い気密性の高い桐たんすは本物の証です。

扉を付けている金具（兆番）は戸と本体を職人がノミで丁寧にはめ込んでいる、いい桐箪笥だけが施されている両欠き込みの技によって、しっかりと取付されています。

このように、本体と戸びらの両方を落とし込んで金具を埋めることにより、何百年も狂わないように使える事ができる桐箪笥独自の技なのです。

内部の透明感のある日本産の良質な桐の杢目がご覧いただけます。

私どもの品質の証の証紙もご覧いただけます。

背板の桐材も美しい杢目を使用いたしております

引き手金具や私どもの美しい柾目の桐箪笥です。

艶のある美しい赤味のあるとの粉仕上げは関西の桐たんすならでわの仕上げです。

左側の内部の棚は背の高いものも収納いただけるように稼働式で取り外してお使いいただけるようにしています。

菊唐草の前飾り金具も上品で美しい金具です。

下の銀色の座と金銀房の組み合わせも大変美しくてお勧めです。

この光沢のある上質な艶と杢目もご覧ください、蝋引きさせていただいていますが、その仕上げにも伝統工芸士の技術の高さがご覧いただけます。

１ｍｍの隙間のない、気密性のある、本物の桐箪笥はこの様に美しいのです。
光に映えて桐本来の良さを感じていただけます。

お着物だけではなくなんでも大切な物はすべて桐箪笥に収納ください。

引出し内部の底板もこの様に美しいいい香りのする日本の桐材で丁寧に組み上げてお作りしています。

伝統工芸品でもこだわりの私どもでしかお作りできない桐箪笥です。

細かな蟻組手も職人が手間暇かけて組み上げています。どうかこのホームページをご覧の皆さまにこの桐たんすに対する熱い想いが伝われば有難いと思っています。

こだわりを持った桐箪笥を本当にお作り出来る工房はそうありません。

この平成３０年の時代でもまだこれだけ日本の桐にこだわった桐箪笥をお作りしている工房がある事を是非分かっていただきたいですね。

桐たんすの昔からある基本的なデザインの衣裳箪笥です。

安心して何百年のお使いいただけるのが私どものい桐たんすです。

桐たんすはお作りしている工房によって、全く品質が異なるのです。

先染めのブルの朱房付きの油単もご注文いただきました。

埃や紫外線から桐箪笥を守ってくれます。

このように私どものこだわりの大阪泉州桐箪笥　初音の桐箪笥をお買い上げいただいて本当にありがとうございます。
そして私ども職人を育てていただいてありがとうございます。