今年もありがとうございました。
こんにちは!
2017年最後の工房だより
職人の粟田です。
突然ですが、
12月20日私の父が亡くなりました。
父は私に桐箪笥作りを教えてくれた人。
この道50年だろうが、60年だろうが
決しておごることなく、毎日真面目に
コツコツと。
「職人は一生見習い」を貫きました。
また今年は、大ベテラン藤原さんも体調を崩されるなど、
私自身、深く、重いものをかみしめています…。
一棹一棹の積み重ね。
経験から熟練。
先代、先輩職人の築き上げてくれた礎の
上に立って仕事ができている。
しかし、伝統とは革新し続けるもの。
さぁ、前を向き進みましょう。
お客様のご注文、ご依頼あっての工房であり。
職人であります。
今年もたくさん削らせて頂き
ありがとうございました。
今年も伝統の技を使用させていただき
ありがとうございました。
今年もたくさんの美しい桐箪笥を作らせていただき
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!