やっと大阪　京都　兵庫で緊急事態宣言が解除されましたね。

今日は桐の松山の蒔絵入り小袖箪笥の洗い替え修理の事例をご紹介させていただきます。

とても品質のいい桐箪笥ですが、大変汚れていましたが私どもの技術で丁寧に洗い修理させていただきました。

これが私どもの仕事です。

これだけ綺麗に蒔絵の箪笥を洗えて完成させれる工房は日本で無いと思います。

このような美しい仕上げは大阪の桐箪笥だけの特徴です。

その当時でも粋で💠可愛い斬新な蒔絵のデザインですね。

古い桐箪笥の洗い替え修理を依頼される時に、蒔絵入りの桐箪笥を洗えますか？

と業者に尋ねてください。

「私どもでは洗えません、絵がなくなります。」

と、お答えになる洗い替え業者に蒔絵のない桐箪笥でも依頼してはいけません。

それだけ技術が伴わないという証です。
（粗悪業者の見極め方です。）

さすがに松山箪笥店の桐箪笥は素晴らしい桐箪笥です。

本物の桐箪笥は新品同様に手直しができます。

すごく地道な努力が必要です。

この桐箪笥が作られた時のように甦らせます。

田中家具製作所の桐箪笥の職人はとてもいい技術を伝承しているからです。

この技術を守り残せるのかは、私の経営にかかっています。

この度もご依頼いただいたお客様に喜んでいただけると思います。

この他にあと、２棹洗い替えのご注文をいただきました。その都度ご紹介させていただきます。

ご依頼ありがとうございました。