桐箪笥が、かたくて開け閉めが、しにくくなって驚きました。
昨年お世話になったお客様からメールを頂戴しました。「梅雨で雨が続いたら桐箪笥がかたくて開け閉めが、しにくくなって驚きました。」あんなに普通に開け閉めが出来てたのに、梅雨になって雨が続いたら引出しや戸がかたくなってしまったそうです。
正にこれこそが本物の桐箪笥の証なのです。梅雨(湿度)の時期に引出しや戸が軽くて開け閉めがしやすい桐箪笥などは、本物の桐箪笥ではありません。
本物の桐箪笥は部屋の湿などどを桐箪笥が吸い込んで自らが膨れて引出し等の隙間を無くして中の衣類を乾燥した状態に守るために桐箪笥本体がかたくなるのです。
ですから安心してお使いしてくださいとお話をさせていただきました。その後の対処方法もお話させていただきました。
本物の桐箪笥保管にすればなんでも長持ちさすことができる事を昔の日本人が知っていたのです。
でも今は本物の桐箪笥が無くなってしまったので、このような事をお話できない商品ばかりが桐箪笥として販売されていてとても悲しい現実でございます。