雪が積もったので
2月8日、日曜日。工房は休み。
家でくつろいでいると、外に出た嫁さんが
「わー、雪積もってる!」と一言。
その瞬間、
ええネタになる。と直感
気がつけば上着を着て、
いそいそと工房へ。
休みの日に雪を見て写真を撮りに行くあたり、
我ながら、少し恥ずかしくもあります。

外に干してある桐の木にも、久しぶりの雪。


工房全体が静まり返ったようでした。

桐にとって、雪はありがたい存在です。
雪解けの水は、桐のアク抜きに向いています。
雪深い土地で育った
新潟・加茂の桐箪笥が美しい理由の一つも、そこにあります。
正直なところ、羨ましい環境です。

降水量の少ない岸和田では、
先代の頃からアク抜きには苦労してきました。
今年に入ってからは、ほとんど雨もなく、
正直、心配もしていました。
これくらいの雪の量では、アク抜きには全然足りませんが、
「雪が降った」という事実だけで、
休みの日でも、
雪を見れば工房に足が向く…
桐が好きでこの仕事をしているんだなあと、
つくづく感じた日曜の午後でした。

いろんな意味で、いい雪でした。








