洗い替え修理のご依頼誠にありがとうございます。
ご実家が関西で、お客様は関東にお住まいのK様からのご相談がございまして、
お母さまが大切に使われていた桐箪笥の洗い替え修理のご依頼をいただきました。

とても有難いことでございます。とのこ仕上げの桐箪笥を今回は4ヶ月ほどかけて、焼桐仕上で洗い替えさせていただきました。




傷や打こんも割れなどすべてなおさせていただきました。
いつまでもお母さまの思い出を引き継いでいただけるようにと職人が丁寧に手直しさせていただきました。
ご依頼いただけたK様、お世話になりまして誠にありがとうございました。









泉州出身の祖母が、この桐箪笥と共に嫁いだのは、
今からちょうど百年前。
のちに母が受け継ぎ、この家具と共に
父の元に嫁ぎました。
その母も亡くなり、遺品の取り扱いに逡巡していたころ
田中社長のお話を伺い、
洗い替え修理をして、引き取る決断をしました。
幼い頃から、この桐箪笥が生活の一部だった私にとって、
正直このタンスの「記憶」は、
色が変わった “BEFORE” な状態そのものでしたが、
修理が終わり届いた家具は、未知の姿になって
見事に蘇っていました。
100年たっても、丁寧に洗い替え修理をすると、
桐箪笥のポテンシャルは、今でもしっかり感じられます。
昔の家具は、良い物だと、世紀を超えて長生きできるのですね。
祖母、母の思いを偲びながら、大切に使います。
この度はありがとうございました。