桐箪笥の社長ブログ いい品質の桐を生かすには雨にあてて乾燥を繰りかえさないとなりません。
皆さんは知らない事ですが、私どもは、現地に行って、もくめの緻密ないい桐の原木を厳選して仕入れます。その原木の桐材を製材所で板にします。その板を屋外のダテと呼ぶ場所に立てかけます。
そうして約2年間、雨に濡らして、自然に乾かしてを、何度も繰り返して、最高の桐材にします。

どんなに最高の桐の原木であっても、この作業(工程)をしなければ、最高の桐材にはなりません。
雨の少ない時はこのように、雨があがって桐板が濡れているときに水道の水を桐板に1枚1枚にかけて、奥までまんべんなく濡らします。
数か月たてば桐板の外側内側をひっくりかえして入れ替えて雨にあてて水道で濡らしますこのような同じ作業を繰り返します。

この作業をしないとどんなにいい原木の桐材も美しい光沢の透き通るような桐材にはなりません。
寒い時期は何時間も屋外で桐材に水まきをしますから、とても身体が冷えてしまいます。
昔からいい品質の桐箪笥作りには省けない作業です。
でもこのような作業をおこなっている工房は日本でも無くなってきました。
手間暇がかかり、販売価格との整合性がとれないのがその理由です。
板になった桐の材料を購入する方がよっぽど楽なのです。でも、それでは絶対にいい品質の桐の製品を作る事ができません。
お客様に品質の良い大阪泉州桐箪笥をお届けするには、欠かせないとても大切な作業なんです。








