桐たんすの社長ブログ いい桐たんすは梅雨の時期は引出しが固くなって開け閉めができません。
大阪も今日も雨、でも奇跡的に朝の9時すぎから
10時までは曇ってて、雨が降りませんでした。
桐のたんすの納品のお客様がいらっしゃったので、
朝8時過ぎに連絡して、
まだ雨が降ってなかったので、すぐにお届けの連絡してから納品させていただきました。
ただ 雨が降らない間にお届けできて本当によかったのですが、
桐たんすの引出しがだせません。
湿気があって引出しがあけれないのです。
いい桐たんすは気密性が高く
梅雨の時期は引出しが固くなって開け閉めができません。
凄いでしょう、
梅雨の時期でも簡単に開け閉め出来る桐箪笥は本物の桐箪笥ではありません。
だから昔から桐たんすはとても重宝されたのです。
本物の桐たんすは仕上げてから倉庫に入れて保管してるのですが、
雨が続くと桐たんすは自ら湿気をすって、
引出しの隙間をふさいで引出しの中に湿気を入れなくするために開かなくなるのです。
あんなにお天気の時はスムーズに開け閉めが出来ていても・・・・
雨が続くと この様になるのです。
これが いい桐箪笥の証なのです。
ちゃんとお客様にこの事をご説明させていただいたら、納得していただけました。
本当に一番上の引き出しだけが、
なんとかあけれました。
無理に開ける必要がないので、お客様のお部屋に置いていただいて、
クーラーで除湿していただいたら3日から4日すれば普通にお使いいただけます。
ただし 梅雨の時期はとても苦労しますね。
でも初めてお客様も私どもの泉州の桐たんすの凄さを体験していただけました。