こだわりの桐箪笥の社長ブログ 昨日は大安で桐箪笥をお届けいたしました。
先勝や友引 大安と言う日本には暦の中に六曜と呼ぶ日がございます。
最近はこだわる方が少し少なくなちましたが、私どものお仕事では良くいわれます。
昨日は 大安だったので桐箪笥をお届けさせていただきました。
その1つが
お店の店頭にあった焼桐の天丸5段引出し箪笥です。
その焼桐箪笥がこちらです。
出来上がって来た時から桐の板目の美しい焼桐たんすでした。
この板目を木取りするのは本当に難しい仕事なのです。同じ1本の桐材から木取を行います。引出しの高さは13センチでその高さにこれだけの細かな板目をそろえなければなりません。
そして、引出しの間の棚板にも同じ桐の柾目を使わなければこれほど美しい杢目になりません。これが私ども大阪泉州桐箪笥 田中家具製作所の特徴の1つなのです。
12センチの高さの引出しにこれだけの杢目を合わせるのは非常に難しいのです。
もちろんこだわりの職人の手仕事もご覧いただけます。
内部の良質な国産材(中国産は私どもは一切使用しません)は私どもの桐たんすの誇りです。このこだわりの焼桐の桐箪笥も昨日 お嫁に行きました。
天板や側面の良質な寒い産地の細かな杢目の桐の無垢板もご覧ください。
いつもいつも思うのですが、この様に桐箪笥は1棹1棹 すべて表情(顔)が違います。この世の中に2つと同じ杢目はないのです。これが工芸品の証です。職人が真心込めてお作りした伝統的工芸品の良さを感じていただけるのが、本物の桐たんすです。
使えば使うほどに愛着がわき、お部屋に置いて眺めているだけでも豊かな気持ちになれる箪笥が私どもの手作りのこだわった初音の桐箪笥です。
実際にこの良さをショールームで是非 ご覧いただきたいと願っています。