桐箪笥マイスターのお話 Meister

桐マイスターのお話し「桐の木のお話し」中国の桐の木がよくない理由は・・・・・その1

桐の木ですが、
なぜ中国材の桐が良くない理由についてお話しします。

今のほとんどの桐たんすの工房がコストダウンと言う言葉で売値が安くても利益がでるように考えています。

仕入れ価格を安く家具店に叩かれて納品させられます、それでも利益が出るようにするには中国の桐材を使用しないと採算が合いません、ただその中国の桐は日本の桐と全く性質が違います。その違いはたくさんあるのでその事を順にお伝えしていきます。
(私どもは中国桐材は使用いたしません)

一度では書けないので1つづつご紹介いたします。

まず 杢目が全く違います。

その広い中国で桐材が主に輸入されるのは河南省と言う所から日本に来ます。

今は日本の桐の材料屋さんが河南省で日本向け桐材をたくさん現地で製品に加工して日本に送ってきます。

その河南省の場所は地図を見るとわかりますが、
凄く暖かい緯度にあります、ですから当然 桐の成長が早く日本の桐の何十倍早く成長します。

するとどうでしょうか?考えてください。

そう、年輪が(杢目)があらくて、杢目がありませんし、成長が早い分 材質も柔らかな桐材なのです。

杢目の間隔が10ミリから20mmぐらいの間隔です。

日本の寒い気候に対応できずに製品にしてから
桐の木が縮小して割れてしまいます。

当然私どもがお作りしている
日本のいいこだわりの桐箪笥には使用できません、
まず その事が中国桐材の良くない1つ目の理由です。

 

 

 

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