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洗い替え

一度洗われた総桐天地角小袖衣装箪笥の洗い修理事例のご紹介です。

2018年1月26日 | 洗い替え | コメント:0

総桐天地角小袖衣装箪笥の洗い修理事例のご紹介です。

お電話をいただいて、その桐たんすを取りに伺い、工房でお写真を撮らせていただきました。

正直言って、一度粗悪な桐たんすの洗い業者で洗われています。
この仕事を見たらすぐわかります。

丁寧にあらった後に生地をきちんと直していないために、このように下地の色がすぐあらわれます。そしてとの粉でごまかしているので、すぐに剥げてきます。
金具の付け方をみても、本物の職人で無い事がわかります。

まあよくもこんな仕事をしたものです・・・・・・
お客様から元の状態になおして娘さんの所に送って欲しいとの依頼でを受けたので、
私どもの技術で、再度手直しして、3ヶ月かけてこのように完璧に甦らしました。

元々扉には、この様に紫檀の枠があったのですが、粗悪業者はとの粉で塗りつぶしていました。

まぁひどいもんです。金具も片方では使いにくいので、この様に替えさせていただきました。鍵は使えなかったので、入れ木をして鍵座を無いようにしました。

天板のかけや傷もすべて手直ししパーツの交換をしますと、

この様に美しく甦らすことができます。
この紫檀を浮き上がらす技術は大変難しいのです。この技が出来る職人は今では少なくなってきています。私どもはまだその技術を伝承しているのです。

それには、職人のこだわりの技が必要になるのです。

一度粗悪業者で手直しされている桐タンスを元に戻してあげるのは、初めて洗い修理するより手間暇がかかる作業になります。

昔は、こんな仕事でお金をいただけるほど、安易な時代だったんですね、

インターネットもホームページもなくて情報が伝わらない時代だったので、
おかまいなしですね、

今でも結構似たような同業者様もございます。でも私どもは少しでも一般のお客様に私どもの職人のこだわりと今まで伝承してきた技をご覧いただきたいとの想いがあるからこの様に細かく拡大写真でご紹介させていただいています。

開き戸の中も三段のお盆がございました。

前に洗った時にきちんとカビを取っていなかったので、戸のうらもカビが再度発生していました。しかし汚い仕事をされています。

私どもの洗い修理でこのように美しくカビを除去してしあげます。

ただ 洗うだけでは綺麗になりません、薄く削る事でそのカビ自体を除去します。

金具も外れていますね、付け方も適当です、これは、行員の仕事ですね・・・
見れば見る程腹立たしくなってきます。

新品同様と言いますか、この桐箪笥が作られた当時の様に手直しをさせていただきました。

これで娘さんも気持ちよく大切に使っていただけると思います。

この様に、戸に紫檀をあしらっているのは、いい桐箪笥職人が作った桐箪笥であった証です。それをとの粉で塗りつぶすなんて・・・・・

傷や割れもそのまま・・・・・素人でも出来ますね。

ほんまもんの職人がしたらこの様になるのです。

傷んでいる面もすべてやり替えます。これが、大阪泉州桐箪笥 田中家具製作所の仕事です。

引出しも隙間なく気密性をもたせるためにやり替えます。

同業者様がよく私どもの記事をご覧いただきます。行員が適当に手直しするい洗い修理をしないで、お客様が大切にしている桐箪笥は多少の費用や時間がかかってもこの様に手直し出来るように技術を習得して欲しいと願います。

注文だけを取るのではなくて、桐たんすに対する愛情を持って欲しいです。

背板の桐もかなり傷んでいましたので、今回お客様の理解を得て、新しい気持ちのいい良質な国産の幅の広い桐材に交換させていただきました。

今回このように、傷められた桐の箪笥を助けられました。またこれから先何十年と大切に収納家具としてお使いいただける事が出来ます。

これもご依頼していただけるお客様がおられて初めて出来るお仕事です。
是非 私どもの職人の良さを分かっていただければ、嬉しいです。

この度ご依頼いただきまして本当にありがとうございました。丁寧に包装して関東の娘様にお届けさせていただきます。

私どもの職人は、桐たんすに真摯(しんし)に向かい合っています。そんな想いを伝えたくて発信しています。これからも是非ごらんください。どうぞよろしくお願い申しあげます。

 

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