岸和田市のＮ様からのご注文の大阪泉州桐箪笥天丸３．８幅衣装箪笥を大阪市内の新居にお届けさせていただきました。

お二階の洋室に置かせていただきました。Ｎ様はお着物が好きでその保存のために地元の大阪泉州桐箪笥を気に入っていただきまして、今回丁寧にお作りさせていただきました。

いい桐の柾目と厳選された艶のある材料で職人がこだわってお作りさせていただきました。

引き手金具も凝った上品な金具をお選びいただきました。

開き戸の前飾り金具も美しい金具をお選びいただきました。

引出しも同じ柄の金具で、カンが途中で止まるように加工されています。

杢目もバランスの良く通った厳選した材料を使用させていただいています。

綺麗な柾目をどうぞごらんください。なかなか他社では作れないこだわりの桐たんすです。

上置きの内部の側面には、伝統工芸士の学光のプレートと国の伝統的工芸品の証である大阪泉州桐箪笥認定証紙もご覧いただけます。大阪泉州桐箪笥は桐箪笥の中でも最高峰と呼ばれる品質とこだわりがございます。

美しい内部の桐材の真ん中に、初音の総桐箪笥の証のシールがご覧いただけます。

上置き左側の棚板は取り外してお使いいただけるように、稼働棚になっています。

開き戸も。兆番金具は両欠き込みの技法で取り付けており、盆の真ん中になくてはならない固定棚の中棚もご覧いただけます。

お盆の底板も幅の広い国産の美しい材料で組み上げています。

この透き通るような光と艶のある細かな寒い産地の桐材ｇた、大阪泉州桐箪笥　初音の総桐箪笥のこだわりです。

贅沢なほどの幅の広い桐の無垢板を使用しています。香りも本当にいい桐材です。

是非　本物の桐箪笥をショールームで直接ご覧いただければ、他社との違いがお分かりいただけると思います。お盆に落款をおさせていただいています。

初音オリジナルの萌黄色の紋入り油単もお作りさせていただきました。

桔梗のご紋がすごく綺麗ですね。

洋室に置いていただいても工芸品の桐箪笥は本当に品がございますね。
私も知人から「最近は桐箪笥なんか売れないでしょう」と良くいわれますが、「そうですね」とお答えします。そう言われる方に色々説明しても時間の無駄ですから・・・・・

このような本物のこだわるお客様がいらっしゃる限りこの技術を続けていきたいと思っています。〇トリさんや、〇ケヤさんが、家具店と思われている時代に、専門店でしか教えてあげれない日本の技や桐箪笥の意味がある事をお伝えするのが、私の役目なのです。

今回もＮ様お世話になりまして、本当にありがとうございました。
私どもの桐箪笥をお選びしていただきまして、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。