職人ブログ

箪笥職人が工房からお届けします

梅雨が明けたらこの作業

2012年7月28日 | 工房だより | コメント:0

こんにちは職人のあわたです。

梅雨も明け、毎日暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ここ岸和田の工房も「暑い」というよりも「熱い」といったほうがふさわしいような感じです。
ダテで乾いた桐材

温度計

年代ものの温度計も今日は38度をさしています。

さて、梅雨が明け晴天が続くこの季節、定番といっていい桐たんす作りの作業があります。
それは、アク抜きのため外に干している桐の木の「取り入れ&アラ木取り」です。
1年から2年かけ乾燥とアク抜きの完了した桐の原木を
たんすのどの部分に使用するか、木目や質を見極めながら、チョークで切断していく
場所や順番の指示をしていきます。

使用する箇所を指示するスミ使用する箇所を指示するスミ2
上がその写真です。
曲がってる木、まっすぐな木、木目の多い木、そうでない木など
そのなかから、木目を見極めこれは胴板や天板。
タナ板、背板に、などと大体の寸法に切り分けていきます。

長い桐材を丸のこで切断する伝統工芸士箪笥の部材にカットされた桐材
梅雨のあいだ取り入れることのできなかった反動か
材料で足の踏み場も無いぐらいです。

ここからまだ、皮を取り、小節やキズを取り除き板の状態に木取りして落着くまでは
まだまだ時間がかかりそうです。
引き出しの側面に使用する入りかわ

この地道な作業が、他には無い、当社のたんすの美しさを支えているのです。
木目の流れにこだわり、

桐の原木からの製造にこだわっている当社ならではの作業と言えるでしょう。
熱いけど頑張ります!

 

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