社長ブログ

こだわり桐タンスの社長ブログ 桐タンスの洗い修理の金物を外す作業もこだわりがございます。

2016年5月14日 | 社長ブログ | コメント:0

今日のこだわり桐タンスの社長ブログ 桐タンスの洗い修理の金物の外す作業です。
是非 ブログをご覧の皆さまにご紹介させていただきます。

古い桐たんすの洗い修理では、昔の金具でいい金具がたくさんございます。

他の工房では、簡単な安価な新しい金具に交換する方が手間暇もかからなくて、作業がしやすいから、「金具古くなってもうだめですから、新しいのに替えときますね。」と言われて、お客様は本当の事を知らされずにいい金具をほかされてしまうのです。

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それは本当の洗い修理ではありません。古い金具は1つ1つ丁寧に折れないように外していきます。古い桐箪笥なので丁寧に時間をかけておこなう作業なのです。

古い金具は処分する方がよっぽど楽なのですが・・・・古い金具の方がいい物がございます。

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錆びついているので、ゆっくりと取り外ししないと、金具の桐たんすも壊れてしまいます。
これらは今では手に入らない昔の職人様の技術がいっぱい詰まった金具なんです。

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色んな専用の道具を使い桐箪笥も傷めないように、慎重な作業を行います。他の洗い業者さんは、なんでもかんでも捨ててしまいます。その方が楽ですから・・・・・

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一見がらくたのようににえますが、大切な金具たちです。

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引出しのカン(取っ手)もゆっくりと外します。錆びついていて、折ったらいけないので、なかなかうまく取るのも一苦労です。

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このようにすべての金具を箱に入れておくのです。引出しの鍵座にもこの様にご紋が刻まれています。これは、三つ柏紋というご紋です。

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これだけ傷んでいる古い桐箪笥ですが、できるだけ長い時間をかけて丁寧に外させていただきました。この作業を終えてから工房でお湯で丁寧に洗っていく作業に移ります。

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ただ簡単に洗い修理と言っても、このように金具をまず外す作業も時間と手間暇がかかります。
安価な洗い替えの業者とは、作業の内容自体大きくかわる事を是非お分かりしていただければ有難いです。

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この外した金具をこれから1つ1つ錆びや汚れを研磨して磨き直しをします。
そして、あらためてメッキ直しを施して再度元の桐箪笥に付けるのです。

こんなに手間暇かける必要がないかもしれませんが、私どもの桐たんすの洗い修理は、元の桐タンスが出来た当時に近いように、手直しさせていただく事なのです。

これがこだわりの桐タンスの洗い修理です。お客様からよくお聞きする他工房での洗い替えの費用の15万や20万程度の価格の洗い修理では、到底出来ない作業になります。

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すごく地味で根気のいる作業ですが、古い桐箪笥の金具を外すだけでも、こだわりのあるのが、私どもの工房です。決して儲かる仕事ではないのですが、なんとか見事に桐箪笥を甦らしたい思いだけで、やらせていただいています。

私どもの職人の心粋を感じていただければ幸いです。

是非 ご自宅に古い桐箪笥(思い出)があれば、遠慮なく私どもにご相談ください、
昔の桐箪笥は傷んでいても本当にいい箪笥が多くあります。その当時の職人さんの方が、今の機械ばかりでごまかす桐箪笥よりいいので、処分する前に是非ご相談くださいませ。

 

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