社長ブログ

桐たんすの社長ブログ 昔のいい桐箪笥と和棚に出会えました。

2015年5月5日 | 社長ブログ | コメント:0

桐箪笥の洗い修理のご相談を良くいただきます。今回お近くの
高石市のN様から桐箪笥の洗い修理のお見積り依頼ごございました。

ご自宅にお伺いしたところ、90年から80年まえに作られた、桐箪笥と桐の和棚がございました。それが本当にいい品物でした。

桐洗い修理の小袖箪笥

本当にいい和棚です。これほどのお道具でお嫁にこられたおばあ様の出所が予想されますね。

桐洗い修理の桐の和棚

これらは、すごくいい品物で今回は昔の本当にいい桐箪笥に出会う事ができました。
その当時の時代で最高の品質のお道具だったのではないかなって思います。

ほかされて(処分)いなくて良かったと思いました。

ここをご覧いただければ、この汚れた小袖の引出しの木口の前板が無垢で出来ている事がお分かりになられますか?

昔のいい桐箪笥はすべてこのような作りをしています。

桐洗い修理の桐の小袖の無垢の前板

またこの引出しの先組手をご覧ください。この様に上が斜め45度の角度で接合されています。80年も90年も前から本物の桐箪笥の引出しの組手はこの様に組むのです。

P1220955

今の私どもの初音の大阪も同じ組み方を頑なに継承いたしております。

胴丸小袖桐箪笥

組手も5枚組手で細やかな手の込んだ丁寧なお仕事をされています。
上の写真も少しわかりずらいでしょうが、全く同じ5枚組手でお作りしています。

80年 90年たっても今でも一緒のやり方を頑なに続けていくことは本当に大変 手間暇のかかる事ですがそれが伝統工芸の匠の技なのです。

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引出し一つ見ても、いい品物やそうでないのかが判断する事ができなければ、この仕事をさせていただいている意味がございません。

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私どもは、桐たんすをみさせていただければ、その品物がどんなけの価値があるのかを、判断できなければ、本物の桐のプロフェッショナルではないのです。

引出しを抜かせていただいた内部もいい仕事をしています。本当にいい箪笥です。

P1220958

少し残念ですがこの桐箪笥は1度洗い修理されているように思われる形跡がございます。
その時もう少し綺麗に洗い修理されていればもっといい状態のまま、今日まであったとおもいます。

でも十分弊社工房で綺麗にできますので、ご安心ください。

引出し内部にもその当時では、最高の杢目を良く合わせた良質な桐材が使用されています。

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昔の方が、今のまがいものの桐箪笥がなくて、安心な時代のように思います。

P1220947

桐の和棚も最高ですね、いい桐の材料と技法でお作りされています。

洗い修理依頼の桐和棚です。

今 桐の和棚も弊社では今でもご注文があればお作りをしておりますが、もう他では手に入らない逸品です。

このような和棚がこのブログをご覧のお客様のところにあるのでしたら是非ご連絡ください。
決して捨ててしまったりしないでください。捨てる前にご連絡くださいね。

高石市のN様が捨てなくてよくぞいままでお持ちになっていただいておられました。

そして弊社にご相談いただきまして本当にありがとうございました。
この様な昔のいい桐の品物に出会わせていただき、ご縁があって私どもで修理をさせて頂けることは本当に有難く思います。

昔の古いもので本当に価値ある調度品が沢山ございます。
簡単に捨てるのではなく、このブログをみていただいたお客様は、是非 私どものような桐の専門店にご相談してくださいね。

N様 今回はいい桐箪笥と和棚に出会えて本当に嬉しい限りです。
洗い修理後をたのしみにお待ちくださいませ。ありがとうございます。

 

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