桐箪笥マイスターのお話

桐箪笥のマイスターがお話しします。「桐の防虫性について、!」

2017年7月16日 | 桐箪笥マイスターのお話 | コメント:0

今回の桐マイスターのお話しは、「桐の防虫性について、!」です。
本物の桐箪笥には、以前お話しさせていただいたように、気密性 防湿性がございます、今回お話しさせていただくのは、防虫性のついてのお話しです。

100%絹で出来たお着物を長年に渡り守るには、この日本では桐の箪笥でしかちゃんと守れる収納家具がございません、(桐の本物の桐箪笥)それは、また桐がもっている防虫性という性質があるからです。

桐は1回目のマイスターの中でお話しさせていただいたように、木と同じと言う漢字がくっついて桐になっています。木と同じなのですが、木ではない特徴があるのです。
それは、防虫性なのです。

ほとんど全ての木(材木)は、酸性の性質です。しかし桐の木だけが、アルカリ性の性質なんです。それはどういう事かといいますと、小さな虫等は、すべて酸性の性質を好みます。ですから普通の木には虫がつきやすいのですが唯一アルカリ性の性質を持った桐には、虫がつきにくいのです。

昔から桐は虫が付きにくいと言う事を聞いた事があると思います。?
それはそのはず、このアルカリ性の性質により虫が付かないのです(付きにくいのは、虫が桐を好まない)いい自然の香りの桐には、虫がつきにくいのです。
ですから桐たんすは昔から防虫性に最も優れた収納家具なのです。

このアルカリ性の性質を持った材木は桐だけなのです、昔から気密性のある桐の箪笥に入れとけば虫がつきにくく、防湿性があるのでカビの心配がなく安心して使えるように、昔の日本人が考えられた優れた収納家具なのです。

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