初音の箪笥が出来るまで

これだけの手間をかけて桐箪笥をつくっています

伝統工芸士の手により、桐の原木から優美で豪華な桐箪笥が出来る上がるまでを動画にまとめております。
如何に手間暇を惜しまず、こだわりの技を駆使して作り上げられているのかをお確かめください。


1.桐材 国産材及び北米産材の良質な桐材のみを使用します。 2.自然乾燥 1年から2年かけ自然乾燥させ、桐材に含まれるアクを抜きます 3.木取り 箪笥の利用する箇所に応じて桐材を配分していきます
4.歪直し 火であぶり、桐材の反りやねじれをとります 5.矧(は)ぎ加工 桐材の木目をそろえて1枚の板に見えるようにつなぎ合わせます 6.木地造り すべての部材を寸法に合わせて切断して木地を作ります
7.組手加工 本体を組立てるためのホゾ加工、組手加工を行います。 8.本体組立 組手加工により出来た部材を組立てて行きます。 9.引出し・盆加工 アリ組み技法で組立てていきます。高度な技術が必要です。
10.扉・引戸加工 隙間の無いようたんす本体に仕込んでいきます。 11.目立て、着色 目立て着色を数回繰返した後、イボタ蝋でツヤ出しを行います。 12.金具付け 金具を正確かつ慎重に取付けます。

ここがポイント

組手加工(あり組)

大阪泉州桐箪笥では、厚手の無垢板を惜しみなく使用しています。1棹(さお)を分解してその部品をすべて並べると、14畳の畳を埋め尽くします。
それだけの量の桐の板を使って、みごとな箪笥ができるのです。
組み合わす板どうしに細かく切り込みを入れ、それを咬み合わせて組む「包み蟻組接(つつみありくみつぎ)」をはじめ、各種の組接ぎ技法を駆使して組み上げた箪笥は、丈夫で何十年使っても歪むことはありません。

大阪泉州桐箪笥づくりは、最初の桐材の吟味から、最後の仕上げの「つや出し」まで、160近い工程を必要とします。そして、そのほとんどが手作業で行われます。
奥の奥、細部の細部まで、非常に緻密な細工を施すため、熟練した職人の手でしか行うことができないのです。
そうした妥協を許さない匠の技が、外見の繊細な美しさと、収納家具としての丈夫さや安定性の見事な調和を生み、大阪泉州桐箪笥の魅力として表れているのです。

標準 特大